宮野くんに伝えたい想い~夢の世界から戻る方法は『好き』を伝え合うこと
「そういえば、葵と新井、あいつら大丈夫かな?」
「そういえば! あのふたりなら大丈夫な気がするけど……無事に帰って来れるのかな?」
突然真ん中辺りが光りだした。
眩しすぎて目を開けられなくなる。
目を開けたら……ふたりの姿が!
「葵ちゃん! 戻ってこれたの?」
「うん」
ふらっとした葵ちゃんを新井くんが倒れないように支えた。
「とりあえず、座ろ」
宮野くんに誘導され、葵ちゃんを木に寄りかからせ、3人も葵ちゃんの周りに座る。
「ふたりは、どうして帰ってこれたの?」
「好きって言い合ったからだよ!」
私が質問すると、葵ちゃんが微笑みながらそう答えた。
「だって、目の前に水無月さんしかいなかったし……こっちに戻らないと黒いやつにやられてたし」
「それだけじゃないでしょ?」
葵ちゃんが強めに言う。
「こっちの世界に戻った時、一緒にゲームをしてくれるって言ってくれたからさぁ。ゲーム、あの黒いやつよりも強そうなの沢山出てくるし、ひとりで進むの難しくて」
そう言いながら、新井くんはちょっと照れた感じで葵ちゃんのことをチラチラ見てた。
「ゲームでも、リアルでも、どの世界でも、新井くんのこと、守ってあげるからね!」
「いや、僕が水無月さんを守るから!」
ふたりも、あの世界のおかげで上手くいきそうだなって思った。
「そういえば! あのふたりなら大丈夫な気がするけど……無事に帰って来れるのかな?」
突然真ん中辺りが光りだした。
眩しすぎて目を開けられなくなる。
目を開けたら……ふたりの姿が!
「葵ちゃん! 戻ってこれたの?」
「うん」
ふらっとした葵ちゃんを新井くんが倒れないように支えた。
「とりあえず、座ろ」
宮野くんに誘導され、葵ちゃんを木に寄りかからせ、3人も葵ちゃんの周りに座る。
「ふたりは、どうして帰ってこれたの?」
「好きって言い合ったからだよ!」
私が質問すると、葵ちゃんが微笑みながらそう答えた。
「だって、目の前に水無月さんしかいなかったし……こっちに戻らないと黒いやつにやられてたし」
「それだけじゃないでしょ?」
葵ちゃんが強めに言う。
「こっちの世界に戻った時、一緒にゲームをしてくれるって言ってくれたからさぁ。ゲーム、あの黒いやつよりも強そうなの沢山出てくるし、ひとりで進むの難しくて」
そう言いながら、新井くんはちょっと照れた感じで葵ちゃんのことをチラチラ見てた。
「ゲームでも、リアルでも、どの世界でも、新井くんのこと、守ってあげるからね!」
「いや、僕が水無月さんを守るから!」
ふたりも、あの世界のおかげで上手くいきそうだなって思った。