幸せを受け止めて~騎士団長は月夜に淑女をさらう~

女の子の入団

「お疲れさまでしたーーー」

早朝の訓練所に朝練に騎士たちの声が響き渡る。
ここはマグノリア王国王城の敷地内に設けられた近衛騎士団の駐屯所。
若くして近衛騎士団の団長を務めるギュンター・フォン・ロートシルトは
朝からみっちり部下と汗を流した。
この後はいつもであればシャワーを浴びた後にゆっくり朝食を取るところだが、
今日はそうもいかない。

先日、年に一度のマグノリア王国軍の入隊試験があり、
指揮官たちに合格者たちの配属先が通知されることになっている。
騎士団を預かるギュンターも当然その会議に参加しなければならない。
シャワーを浴びて、
よく手入れさせた軍服にそでを通すと、
軍本部の大会議室へと足早に向かった。
< 1 / 97 >

この作品をシェア

pagetop