危険な彼に焦がれて


「それなら、全然食べれないって訳じゃないんだね」


「まぁ、そうね」


「だったら、今度ティータイムに誘っていい?」


「ティータイム?」


「うん、大体いつも3時くらいにティータイムがあるんだよね。父さんと母さんと俺とたまに祖父で。紅茶やコーヒー飲んだりお菓子食べたり情報交換したりして過ごすんだ」


なるほど、そういう時間があるのね。


ただ、私がその時間を邪魔していいのかって話だけど。


「でも、それ家族の団欒の時間ってことでしょ?私が邪魔していいの?」


「全然邪魔じゃないよ。珠那ちゃんがいてくれたら俺も嬉しいし、母さんも喜ぶと思う」


「そう。なら、たまに参加させてもらうことにする」


「たまにじゃなくて、毎回参加してもいいよ?」


「それは遠慮しとく」


「ははっ、そっか。うん、珠那ちゃんはそう言うよね」      

< 59 / 72 >

この作品をシェア

pagetop