見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
「ん……」

お、目ぇ覚ました?
「乃愛…大丈夫か?」

「あ…れ、私…寝ちゃった?」

「ふ、気持ちよすぎて意識飛ばしちゃったみたいだね」

「えっ、意識飛ばす…?」

「セックスの時に意識飛ばしたの、初めて?」

「…うん…」

「そっか、俺が初めてか。てかさ、ぶっちゃけ乃愛って男性経験て何人?」

「…それはえっちした人の数、ってこと?」

「そ。」

「えっと、一人だけど…」

「え、元旦那だけ?」

「うん…少ないよね」

「いや……あ、そうなんだ。そっか」

「どうしたの?」

「元旦那って、セックスに積極的だった?」

「うーん…どうなんだろう…普通?よくわからない」

「乃愛は?積極的だった?」

「ううん…逆にちょっと苦手だったかも…。そういえば…宏哉が浮気してた時に、私のことを…セックスがヘタだって言ってた…」

「はは、そうなんだ。でもさ、それって自分がヘタだって言ってる様なもんだけどな」

「そうなの?」

「そうだよ、女を満足させられてないって事だからな」

「ふぅん…そういうものなんだ…」


「あとさ、乃愛は結婚式したい?」

「結婚式?」

「俺達の結婚式。俺らは二人ともバツイチじゃん?でも俺は式やってないから、乃愛がしたかったら問題なくできるけど」

「実は私も結婚式はしてないんだ。お金もそんなになかったし、当時はあまり結婚式に興味がなくて。でも伊織と結婚式ができるならしたいな」

「俺、乃愛のドレス姿がすげぇ見たい!じゃあ、結婚式しよう!な?」

「うん!嬉しい!」

起き上がった乃愛が俺に抱きついた。
もちろん裸な。
だから気持ちのいいおっぱいが俺の胸に当たって…

「…またしたくなるんだけど、いい?」

って本気で思ったからそう言ったら、乃愛が真っ赤になった。

ふ、さっきはあんなに俺と激しく愛し合ってたのに、もうこんなに可愛くなっちゃった。
だから今日はもうおしまいかな、って思ってたら。

「うん……私も…もっと愛し合いたい」

て言うから。


乃愛に対しては性欲無制限みたいだからさ、俺。

今度はじっくりと乃愛を堪能しながら悦ばせたし、乃愛も言葉と行為で俺をいっぱい愛してくれた。
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