見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
何度かサービスエリアに立ち寄り、伊織のご実家についたのはお昼前。
「予定通りに着いたな」
何台も車が停めてある広いガレージの空いてるところに停めると、車を降りた伊織がう~んと体を伸ばす。
「伊織、ありがとう。ずっと一人の運転で疲れるよね」
「あぁそれは平気。運転は好きだし、乃愛と一緒だと楽しいしさ。ただ体を大きく動かさないから、たまに伸びたくなるよな」
「ふふ、ありがとう。私も伊織と一緒だと楽しいよ」
「じゃあ行くか。おいで」
とニコニコ顔の伊織が手を繋いでくれた。
でも私は緊張でドキドキしっぱなし。
だって、旦那さんになる人のご両親に初めて会うんだもん。
あ、伊織が私の両親に会ってくれた時もこんな気持ちだったのかな…
そうだよね、伊織はスーツ着てたし「歓迎されるとは思ってなかった」って言ってたよね。
「伊織…」
「ん、どした?」
「私の実家に来た時…緊張したよね」
「はは、まぁそれなりにね。でも反対されても俺は諦めない!って思ってたから緊張なんてどうって事なかったけど。でも実際はすごく良くしてもらったからホッとしたしすげぇ嬉しかったよ」
そんな大人な伊織にまたときめいて…緊張がほぐれていく。
「…ありがとう、伊織」
「どういたしまして」ちゅっ
えぇっ!
いきなり、ていうかご実家の玄関前で普通に唇にキスされて…びっくりした…
そんな私を優しく見る伊織にまたドキドキしちゃった。
そして先ほどから私の目の前にあるのは近代的でスタイリッシュな建物。
ここが伊織のご実家なのね…
田舎っぽい私の実家とは対照的。
重厚なドアの取っ手に伊織が手を当てること数秒。ピーと音がしたそのドアを伊織が開けると、生体認証!?と驚いている私に「さ、入ろ」と促してくれた。
「ただいまー」
「…おじゃまします」
玄関に入ってもまだ手を繋いでいてくれる優しさに、緊張が和らいだ。
けど、自分の家族の前でイチャイチャしてるところを見せるのって恥ずかしいと思うんだけど…伊織は平気なのかな?
そんな心配をしながら靴を脱ぎ、框に上がった時、トレーを持った女性がお部屋から出てきた。
「あらっ伊織くん、おかえりー。あっ、そちらが乃愛ちゃんね!?」
綺麗な方だなぁ。どなただろう…
ていうか私の名前…もう伊織が伝えてくれてるのかな?
「瑠那(るな)さん、こんちは」
伊織がその女性に軽い挨拶をすると、続けて私に向かって言う。
「乃愛、俺の上の兄貴の奥さんの瑠那さん。後でまた紹介するな」
あ、そっか。お兄さんの奥様かぁ。
「初めまして。相川乃愛と申します」
緊張しつつペコリとお辞儀をすると…
「や…やぁだ!ちょっとぉ、可愛いじゃない!伊織くん、私が乃愛ちゃんをお部屋に連れてくわね!」
…と、手を軽く握られた。
え?え?どういうこと!?と目を白黒させていると、伊織が、ふ、と苦笑気味に笑った。
「な?言ったとおり歓迎されてるから安心していいよ」
すると瑠那さんが再度私の手を握り「ほらほら、乃愛ちゃん、行こ!」と手を引いた。
「瑠那さん、俺の乃愛だから」
「やだぁ、今日くらいいーじゃない!ねぇ、乃愛ちゃん?」
「あ、はい…」
「ほらぁ」
「乃愛、無理しなくていいからな」
無理するというより…歓迎され過ぎててコワイというか…
「予定通りに着いたな」
何台も車が停めてある広いガレージの空いてるところに停めると、車を降りた伊織がう~んと体を伸ばす。
「伊織、ありがとう。ずっと一人の運転で疲れるよね」
「あぁそれは平気。運転は好きだし、乃愛と一緒だと楽しいしさ。ただ体を大きく動かさないから、たまに伸びたくなるよな」
「ふふ、ありがとう。私も伊織と一緒だと楽しいよ」
「じゃあ行くか。おいで」
とニコニコ顔の伊織が手を繋いでくれた。
でも私は緊張でドキドキしっぱなし。
だって、旦那さんになる人のご両親に初めて会うんだもん。
あ、伊織が私の両親に会ってくれた時もこんな気持ちだったのかな…
そうだよね、伊織はスーツ着てたし「歓迎されるとは思ってなかった」って言ってたよね。
「伊織…」
「ん、どした?」
「私の実家に来た時…緊張したよね」
「はは、まぁそれなりにね。でも反対されても俺は諦めない!って思ってたから緊張なんてどうって事なかったけど。でも実際はすごく良くしてもらったからホッとしたしすげぇ嬉しかったよ」
そんな大人な伊織にまたときめいて…緊張がほぐれていく。
「…ありがとう、伊織」
「どういたしまして」ちゅっ
えぇっ!
いきなり、ていうかご実家の玄関前で普通に唇にキスされて…びっくりした…
そんな私を優しく見る伊織にまたドキドキしちゃった。
そして先ほどから私の目の前にあるのは近代的でスタイリッシュな建物。
ここが伊織のご実家なのね…
田舎っぽい私の実家とは対照的。
重厚なドアの取っ手に伊織が手を当てること数秒。ピーと音がしたそのドアを伊織が開けると、生体認証!?と驚いている私に「さ、入ろ」と促してくれた。
「ただいまー」
「…おじゃまします」
玄関に入ってもまだ手を繋いでいてくれる優しさに、緊張が和らいだ。
けど、自分の家族の前でイチャイチャしてるところを見せるのって恥ずかしいと思うんだけど…伊織は平気なのかな?
そんな心配をしながら靴を脱ぎ、框に上がった時、トレーを持った女性がお部屋から出てきた。
「あらっ伊織くん、おかえりー。あっ、そちらが乃愛ちゃんね!?」
綺麗な方だなぁ。どなただろう…
ていうか私の名前…もう伊織が伝えてくれてるのかな?
「瑠那(るな)さん、こんちは」
伊織がその女性に軽い挨拶をすると、続けて私に向かって言う。
「乃愛、俺の上の兄貴の奥さんの瑠那さん。後でまた紹介するな」
あ、そっか。お兄さんの奥様かぁ。
「初めまして。相川乃愛と申します」
緊張しつつペコリとお辞儀をすると…
「や…やぁだ!ちょっとぉ、可愛いじゃない!伊織くん、私が乃愛ちゃんをお部屋に連れてくわね!」
…と、手を軽く握られた。
え?え?どういうこと!?と目を白黒させていると、伊織が、ふ、と苦笑気味に笑った。
「な?言ったとおり歓迎されてるから安心していいよ」
すると瑠那さんが再度私の手を握り「ほらほら、乃愛ちゃん、行こ!」と手を引いた。
「瑠那さん、俺の乃愛だから」
「やだぁ、今日くらいいーじゃない!ねぇ、乃愛ちゃん?」
「あ、はい…」
「ほらぁ」
「乃愛、無理しなくていいからな」
無理するというより…歓迎され過ぎててコワイというか…