無口な彼の素顔〜職人技に隠された秘密〜
「今まで、大好きな仕事を必死で頑張ってきて、恋愛経験もなければ、私の仕事好きを理解してくれる人は現れないと思っていたんです。こんなに話があって理想的な人が現れるなんて……。ただ……」
「なんだ?」
「瑛斗さんは、大工さんでもありますが、大橋建設の御曹司ですよね?私でご家族は納得されますか?」
「心配ない。会社は兄貴が継ぐ。俺は、兄貴のサポートをしながら、祖父のように生涯職人として現役で頑張りたい」
「お祖父様、職人さんなんですね」
「ああ、俺の中では、祖父と慎さん以上の人は知らないよ」
「素敵ですね」
「きっと、優とは話が合う。祖父に会ってもらうのが楽しみだよ」
「私もお会いするのが楽しみです」
「じゃあ、何も問題はないな。付き合ってくれるな?」
「はい。よろしくお願いします」

 理想的なカップルが誕生した。
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