【一気読み改訂版】黒煙のレクイエム
第60話
2029年7月15日の夕方6時過ぎであった。

事件は、家の食卓で発生した。

あいつの兄・ひろゆきは、サナが作った晩ごはんをあいつが食べようとしたので『サナが作った手料理を勝手に食べるな!!』と怒鳴ったあと『こずえさんに晩ごはんを作ってもらえ!!』と言うた。

この時、アタシはひどくつかれた様子で帰宅した。

ひろゆきが言うた言葉を聞いたアタシは、思い切りブチ切れた。

「ふざけるな!!もういっぺん言いなさいよ!!よくもアタシに目玉焼きも作れない嫁さんと言うたわね!!」
「何だよ…なんで急に怒るのだよぅ〜」
「あんたはいつからケチな人間になったのよ!!サナが作った手料理をひろつぐが食べたら困る理由はなんなのよ!?」
「そんなことは言うてないぉ…」
「ふざけるな!!」

(ガーン!!)

思い切りブチ切れたアタシは、パンプスでひろゆきの頭を激しく殴った。

「ああああああああああああああああ!!頭がいたい〜」
「ふざけるな!!あんたのせいで、アタシはひろつぐからきつい暴力をふるわれてたのよ!!」

端にいた義母が、泣きそうな声で言うた。

「こずえさん、なんでひろゆきを殴るのよ…」

義母が言うた言葉を聞いたアタシは、ワーッ!!と叫びながらダイニングのテーブルを思い切りひっくり返した。

(ガラガラガラガシャーン!!)

これにより、サナが作った手料理がワヤになった。

その後、ひろゆきがアタシに殴りかかってきた。

(ガーン!!)

アタシは、ひろゆきの頭をかたいもので殴りつけた。

「頭が痛いよぅ〜」

ひろゆきは、女々しい声で義母に助けを求めた。

「こずえさん!!なんでひろゆきをもので殴るのよ!!」

義母がアタシに怒った声で言うた。

義母が言うた言葉を聞いたアタシは、思い切りブチ切れた。

そして…

(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)

思い切りブチ切れたアタシは、背中を向けたあと白の長そでのトップスを脱いだ。

つづいて、下に着ていたカップ付きの黒のTシャツをズタズタに破いた。

この時、背中を染めていた刺青《すみ》があらわになった。

背中を染めている刺青《すみ》は、地獄のエンマによって逆さ吊りされた極悪人の男が血の池地獄へ落ちていく様子が描かれていた。

その周りには、血の池地獄で焼き殺された極悪人たちのガイコツが大量につまれていた。

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

この時、義母とサナが恐ろしい悲鳴をあげた。

「ふざけるな!!」
「なによ!!アタシにいちゃもんつける気!!」

このあと、アタシとひろゆきがドカバキの大ゲンカを起こした。

つづいて、あいつもドカバキの大ゲンカの中に介入した。

これにより、さらにひどい大ゲンカに発展した。

サイアク…

何なのよこの家は…

あいつとひろゆきは、気に入らないことがあったらアタシにきつい暴力を加えるのね!!

義母は自分さえよければいい性格だからなおはぐいたらしいわね!!

もう許さない!!

ガマンの限度を大きく超えたアタシは、よりし烈な怒りをこめながらあいつとひろゆきをボコボコに殴りつけた。

そして、家中を暴れ回ってめちゃめちゃにした。

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