推しがいるのはナイショです!
「華はなんでこんなに早いの?」
「今日の会議室の使用状況、確認しとこうと思って」
「え、じゃあ、そっちやっていいよ」
「念のためと思って早く来ただけだから。すぐに終わるし、先に一緒に朝の用意するね」
「ありがとー」

 お茶当番とは言うけれど、用意するのはコーヒーだ。コーヒーメーカーにコーヒーを落として、あとはポットにお湯を沸かす。それと、砂糖などを自由に取れるようにテーブルに用意する。それでおしまい。あとは各自、だ。

「おはよう」
「おはようございます」
 お茶の用意をした後会議室のチェックをしていると、ちらほらと社員が出社してきた。

「おはようございまあす」
 始業ぎりぎりでやってきたのは、もう一人のお茶当番、この春入った新人の高塚満里奈だ。今日もばっちりメイクが決まっている。
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