推しがいるのはナイショです!
久遠はスマホの画面を見て、目を丸くする。
「へえ。ああ、当日券?」
「そう!! よかったあああ! これが最後のチャンスだったの! 嬉しー!」
浮かれて、ぐるぐる回ってみる。
ほんのわずかだったけど、数日前にコンサートの当日券が出た。その抽選に、最後の望みをかけていたんだ。
「タカヤに会える! 生で見れるんだ!!」
「今会ったじゃん」
「あ、そっか」
「忘れてんじゃねーよ、ばーか」
なぜか久遠はくつくつ笑いながら私を見ていた。
なんか今日はいっぺんにいろんなことがありすぎて、脳みそがキャパオーバー。
混乱しつつ笑顔になった私に、久遠は目を細めながら言った。
「あのさ」
「ん?」
「もしお前さえよかったら、また……」
「あらあ、水無瀬さん?」
久遠の言葉を遮るように、誰かに後ろから声をかけられた。振り向くと、そこにいたのは高塚さんだった。
「へえ。ああ、当日券?」
「そう!! よかったあああ! これが最後のチャンスだったの! 嬉しー!」
浮かれて、ぐるぐる回ってみる。
ほんのわずかだったけど、数日前にコンサートの当日券が出た。その抽選に、最後の望みをかけていたんだ。
「タカヤに会える! 生で見れるんだ!!」
「今会ったじゃん」
「あ、そっか」
「忘れてんじゃねーよ、ばーか」
なぜか久遠はくつくつ笑いながら私を見ていた。
なんか今日はいっぺんにいろんなことがありすぎて、脳みそがキャパオーバー。
混乱しつつ笑顔になった私に、久遠は目を細めながら言った。
「あのさ」
「ん?」
「もしお前さえよかったら、また……」
「あらあ、水無瀬さん?」
久遠の言葉を遮るように、誰かに後ろから声をかけられた。振り向くと、そこにいたのは高塚さんだった。