同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「課長ひどくないですか?」
 
 「まあ、ウチの会社は東京が本社だし、出世したらこっちにいる人がほとんどだ。大和だって大阪で成功すればおそらく戻ってくる話になっているだろ?」
 
 「だから、里崎さんも紀子とこっちで結婚したんですか?すぐに付き合って……」
 
 里崎さんは驚いて立ち上がった。
 
 「っ!お前、それはないだろ?俺が紀子を好きなの知ってるだろうが。あいつ以外なんて考えたことないし、あいつは俺の理想に近い。俺は生意気な女は好きじゃないんだ。俺の周りの大阪の女は自己主張が激しくて、まったく好みじゃなかった」
 
 顔を真っ赤にして、すごい早口でしゃべり出す里中さん。
 
 まずい、話が余計な方へ行きそうだ。
 
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