同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 「ごめん、紗良。そういうつもりで言ったんじゃない。つい、疑われてお前にも……」
 
 「そうだね。私も疑っていた。篠田さんは綺麗だし、男の人を虜にする人って聞いていたから。大和なんかすぐに落ちそうって思ってた」
 
 「紗良。お前、そんなこと言うやつじゃなかっただろ?それで黙って急に来たのか?俺を疑って……」
 
 「そうだね。おかしくなっちゃった。遠距離っていうよりも、知らない大和が大きくなってきて、もう、なんか……」
 
 涙が出てくる。

 大和は私を抱き寄せると、涙を拭いてくれた。

 そしてそっと口づけを落とした。
 
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