同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 「……ただいま、紗良」

 「え?」

 「聞こえなかったのか?ただいま、紗良」

 「……お、おかえり、大和」

 久しぶりに聞いた愛しい声。
 髪も短くなって。
 
 なんか色っぽくなったな、紗良。
 会わないうちに、少し大人の女になった。
 
 でも、相変わらず赤くなって可愛い。
 ……抱きしめたかった。

 必ず取り戻す。
 その時から俺の時計が再び動き始めた。
< 187 / 330 >

この作品をシェア

pagetop