同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「そうか。見た目は俺の好みだぞ」
 
 「見た目はってどういうことですかあ?」
 
 「しゃべるな、吉崎。笑ってるだけにしておけ」
 
 「ぶ・ちょ・おー!」

 私が部長を追いかけ回し、沢辺さんから一喝されてその日も終わり。
 
 そんな毎日がいつの間にか……。
 
 一年後。

 「お前が半年前に言ってた夏も使える鍋ってネーミング、他社のホームページに載ってた。驚いたわ」
 
 「えっへん。吉崎様と呼びなさい」

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