同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「お前、色々理由つけて長くなりそうだから、待ってられない。他の奴とデートしないならいいけどな……」
 
 なんか、課長普段と違いすぎて、戸惑ってしまう。だから返事できない。踏み出したら戻れないような気がして。
 
 「じゃあ、あと二回。二回デートしたら決めます。それでいいですか?」

 「わかった。二回目が終わったら決めてくれ。それまで我慢する」

 我慢するって……もう。

 「次いつにする?」

 課長ったら。

 そう言って、夏の終わりに一度水族館へいった。
 ようやく、課長と二人でいても緊張しなくなってきた。
 
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