同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 「ごめん。余計なこと言った。俺ってやっぱり馬鹿だな」
 
 「ほんっと馬鹿。盛りの付いた猿なんだから反省して日光へ帰れ。見ざる言わざる聞かざるだー!」
 
 「紗良。お前言葉遣い悪くなったなー。どうしたんだよ?」
 
 「今日は話したいことがあったのに。大和が私の気持ちをぐちゃぐちゃにしたからだよ」

 大和は紗良の手を握り、通りを歩き出した。
 
 「どうする?どこで話す?」
 
 「大和のおうちは少し片付いた?」
 
 「お前。俺の日常を知りながらそんな意地悪言うのか?誰かさんが早く嫁へ来てくれれば俺も楽できるのになー」
 
 「そんな理由で私を嫁に欲しいんでしょうか?まさかの家政婦?」
 
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