主人公は私じゃない
私は、生徒会終わりに行くことが多いいから

だいたい6時すぎに、体育館の2階にある

バドミントン部に行くとこが多いい。

だけどこの日は生徒会がお休みの日だったから、

HR後に同じクラスで同じ部活仲間の帆乃寺麻央(ホノデラ マオ)こと、

このお話のヒロインである彼女と

教室前で待っていてくれてる
彼女の友達で同じバド部の中原晴香(ナカハラ ハルカ)と3人で一緒にバト部がある
体育館の2階に向かう。

まず、私たちの教室が3階にあるから1階まで降りて、ローファーとスリッパを履き替えて体育館まで行かなきゃならない。

正直めんどくさい。

けど、そんなことを言ってると部活が出来ないので、とっくの前に諦めた。

体育館に着いてローファーを脱いで、奥にある2階に繋がる階段を登る。

誰かがもう来ているのか、階段の上から何人か声がする。

階段をあがりきった所で、男子部員の岡悠和(オカ ユウワ)と山崎周(ヤマザキ シュウ)
に会った。

「やっほー」

「あー。おう。」
「やっほ〜!あっ、会長だ!!今日来たん?!珍し〜」

晴香が声をかけたのに、

岡はめっちゃくちゃ素っ気ない返事。

周は返事はしたが、私が来たことが珍しかったらしく突っ込まれた。

そう、周が言った通り、

私はこの麻梛高校(アサナギ)の生徒会長なのだ。

その為、あまりの忙しさにココ最近は週1も来れていなかった。

だから、つっこまれたのだ。

「うん!今日は生徒会休みだから来た〜。」

「あね〜。」

こんな会話と周としながら、私は女子の部室に向かう。

後ろでは
「なんで、私は無視なのよー!!」

と晴香が周に突っかかっていた。

「まあまあ。はるちゃん、落ち着いて。」

と、まおは、はるちゃんを落ち着かせようとしているが、顔は笑っていている。

だから、慰める声も楽しそうだ。

私たちバド部の女子の部室は、
体育館の端に今では使われなくなった卓球台を使って囲い作った簡易な部室である。

何度か抗議してるんだけど、部屋が空いてないとかで、通らないんだ。

私はまだ、後ろで言い合っているはるちゃんたちに叫んだ。

「早く着替えよー!!」

「ちょっと待って〜」
「はーい!!」

はるちゃんの待った発言とまおのOK発言。

一体どっちなんだか。と思い思わず笑みがこぼれる。

そして、ここからが私の活躍所である。
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