お馬鹿な君の世話係。

そして、気分が悪くなり。

出来事を思い出すと、吐き気が……。


「気持ち悪い……。」


襲います。


「…だ、大丈夫かよ…!?」

真が驚いて言う。


私は、首を縦にブンブン振る。

「なら、いいけど。大変だったなー。」

真が言った。

完璧、他人事だと思ってるな。


「俺、呼べば良かったのに。」


はぃ?


「……え……え、え?」

もう一回言って下さい。


「そういう時は、俺呼べよなっ!
俺が、どけてやんのにっ!」

真が言った。

「よく言うよ。人見知りのくせに。」

私が言う。

本当は、嬉しいんだけど。


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