お馬鹿な君の世話係。

「はぁ?馬鹿にすんなよっ!
凛の為なら、楽勝だっつのっ!」

真がムキになって言った。


「…ごめん。
自分が言ってる事、理解してる?」

そんな恥ずかしい事を
よくムキになって言えるな、おい。


「……何言ってんだろ、俺。
はずっ…。」

真が分かったように言った。


うん、本当だよ。

何言ってるんだよ。


「…まぁ…。
安静に……寝てろよなっ!」

また、ムキになってるよ。この人。

「うん。」

私が言うと、保健室を出て行った。


一緒にいてくれないんだ。

なんて、思ったり。


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