お馬鹿な君の世話係。
気持ちの変化
―――――――――――

帰り道。


「凛って、すごいよね。
あたし、絶対あんなの耐えられない。」

美波が言った。


話を聞いて。

凛がどれだけ頑張ってたか、分かった。

それなのに。

無神経な俺。


ますます、申し訳なくなった。


「…本当だよな。見る目、変わった。」

俺が言った。

「何それ~。浮気?」

美波が言う。

「そういう意味じゃないから。」

俺が笑って言った。


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