お馬鹿な君の世話係。
猫かぶり由貴君。
「…無駄に広くない?」

私は言った。

「まじだー。やけに広いな。」

真が続けて言う。

「うんっ!
前は、いっぱいいたからっ!」

早音ちゃんが言った。


「うわっ…。」

早音ちゃんが嫌そうな顔をした。

その先には…。

「あー、早音と凜ちゃんー♪」

由貴君がご飯を食べていた。

「おーい、俺いるしー!」

真が言う。

「…真君だっけ。」

「そうそう。
んで、君は由貴君で?」

真がわざとらしく聞く。

「そうですけどっ♪」

由貴君が言う。

笑顔がキュートですなー。

まさに女の子っ!!

「もう、由貴なんでいるのー!!」

早音ちゃんが嫌そうに言う。

「別にいいじゃん!
僕もご飯食べるんだからっ!!」

由貴君が負けじと言った。
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