お馬鹿な君の世話係。
「早く食べて帰ってよ!!」

早音ちゃんが言った。

「いやだね!
そう言われると、帰りたくなくなる!」

由貴君が舌を出して言う。

「まぁ…、仲良くしろ、よ?」

真が言う。

その言い方じゃ、説得力全然ないし。

「早音ちゃんって、由貴君嫌いなの?」

率直に聞いてみた。

「僕は、由貴でいいよっ♪」

由貴君が言った。

「うるさいっ!!」

早音ちゃんが言う。

「だって、由貴さー!?
早音とキャラがかぶってるっ!!」

早音ちゃんが叫んだ。

そいう事かい。

「かぶってない!」

「ほらー!
もう、真似しないで!」

早音ちゃんが叫んだ。

「うるさい…。」

私は言った。

「凜ー、腹減った俺。」

真が言う。

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