文通に花を咲かせて 。【第一章】
「さっき何書いてたの?」
「えーっと、、絵!絵描いてた」
「へー!ま、描き終わったっぽいし、勉強始めよ!!」
「まず妃菜は今日提出しなきゃいけなかった提出物からね?」
「うっわ、忘れてた、、」

会話を続けている内に、妃菜は私の誤魔化しを忘れたらしい。
我ながら変な誤魔化しで妃菜がバカでよかったと思った。
妃菜が今日提出(もう期限は切れてる)のワークをやっている内に、来週提出のレポートを埋める。
レポートは手書きしか許さない林先生のおかげで、タブレットを使う授業が増えても字はある程度の綺麗さを保っている。

「ね〜心波!ここわかんない!!」
「ん?、、、ってここ中1の範囲じゃん、w」
「この私のことをバカとでも言うのか?!w」
「いや、妃菜はバカでしょwww」
「ひどっ!!www」

妃菜の想像以上のバカさに笑ってしまう。
私は妃菜に勉強を教えながら、少しずつレポートを進めた
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