迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。

温泉を楽しんだ後はお待ちかねの夕食だ。

ここはお部屋に食事が運ばれてくるそうだ。


「失礼致します。お食事を御持ちしました。」

旅館の中居さんが声を掛けると、夕食を運んでくれた。
その手際の良さに感動する程だ。

唯はそのテクニックを家事に活かそうと目を皿のようにして眺めていた。

海の幸と山菜などの山の幸がお膳に沢山運ばれてくる。
もう何から食べて良いのか分からなくなってしまいそうだ。


「唯は本当に美味しそうに食べるね。」

「食べるの大好きなんです。」


クスッと笑った玲也は唯を真っすぐ見た。


「豪華な料理ももちろん美味しいけど、俺は唯の作る家庭料理が一番おいしいと思っているよ。」


なんだか今日の玲也さんは甘すぎて心臓に悪そうだ。

夕食後は海を見ながら二人でお酒を飲むことにした。
唯はアルコールに弱いが、玲也はとてもお酒に強いようだ。


「海を見ながらお酒を飲むなんて贅沢ですね。…すごく気持ちが良くなります。」

「唯…じゃあもっと二人で気持ちよくなろうか…」


この後玲也は言葉の通り朝まで唯を抱いたのだった。





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