捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
前足を上げると、姿を見せたのは、氷でできた十二本の槍。その手を振り下ろすのと同時に、槍がばらばらの方向へと飛んでいく。
フェオンの風も、ヴァネッサの攻撃を邪魔することはない。どちらもイオレッタと繋がっている精霊だから。
「フェオン、様子を見てきて!」
ふわりとフェオンが舞い上がる。タデウスがフェオンとは別の方向に剣を握って走っていった。襲撃者達の方に向かったのだろう。
その時、立ち上がりかけたクライヴの身体がゆらりと揺れた。そのまま地面に横倒しになってしまう。
「クライヴさん、大丈夫ですか?」
フェオンの向かった方向から、悲鳴が聞こえたような気はするが、攻撃はやんだ。タデウスの方からは戦いの物音。あちらは、任せておいて大丈夫。
「クライヴ、聞こえる?」
倒れたクライヴの上にレオニードが屈みこんでいる。メイスは地面に放り出されていた。
「どうしたんですか?」
イオレッタの言葉に、レオニードは唇を噛んだ。
フェオンの風も、ヴァネッサの攻撃を邪魔することはない。どちらもイオレッタと繋がっている精霊だから。
「フェオン、様子を見てきて!」
ふわりとフェオンが舞い上がる。タデウスがフェオンとは別の方向に剣を握って走っていった。襲撃者達の方に向かったのだろう。
その時、立ち上がりかけたクライヴの身体がゆらりと揺れた。そのまま地面に横倒しになってしまう。
「クライヴさん、大丈夫ですか?」
フェオンの向かった方向から、悲鳴が聞こえたような気はするが、攻撃はやんだ。タデウスの方からは戦いの物音。あちらは、任せておいて大丈夫。
「クライヴ、聞こえる?」
倒れたクライヴの上にレオニードが屈みこんでいる。メイスは地面に放り出されていた。
「どうしたんですか?」
イオレッタの言葉に、レオニードは唇を噛んだ。