仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
「じゃ、じゃあ3人で帰ろう?」


2人にそういえば、すぐにムスッとした顔をしてくる。


はぁ……私、どうすれば……。


「あー……じゃあもういいや、バラすから」


なぜだかそう言いながら、忍くんに近づいて行く綾人くん。

嫌な予感がして、手を伸ばすけど遅かったみたい。


「っ、おいやめろ」


綾人くんにまんまとメガネを奪われてしまっていた。


「あ、綾人くん忍くん嫌がってるよ!やめてあげて……!!」

「うーん、じゃあ俺と帰ってくれる?そしたらメガネも返してあげる」

「そ、そんな……!!」


私、どうしたらいいかわかんないよ……。


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