仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。

お友達

次の日。


「ふぁー……眠い」


あくびをしながら朝ご飯を食べていると……。


「お嬢様、お迎えが来てますよ」

「お迎え……?」


朝の送りなら、まだじゃないの?


不思議に思っていると、ちょうど朝ご飯を食べ終わったところで。


「おはよう椎名さん、お迎えにきたよ」


そう言ってにこにこしながら、私に手を振る忍くん。

な、なんで……?


もしかしてこれ、夢……!?まだ起きれてなかったの?


ポカンと口を開けている私を見て、またクスッと微笑む。



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