仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
「そういえば今日、椎名さんが夢に出てきたんだ」

「え……!私も!」

「本当?嬉しいな。ちなみにどんな夢だったの?」

「えっ?そ、それは……」


は、恥ずかしくて言えない……!


「ひ、秘密だよ……!」

「うーん、残念だなぁ」

「忍くんは、どんな夢だったの?」


私、夢の中で変なことしてないかなぁ?


「俺も秘密」


人差し指を唇につけて、にっと微笑んだ忍くん。

っ……カッコいい……。


はぁ……普通、友達にもカッコいいって思うものなのかなぁ?

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