仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
「久しぶりこんなに早く走った気がするよ」

「私もだよ……すごく疲れた……!」

「そうだ、保健室行こっか」

「あ、うん」


手首をぎゅっと優しく掴まれて、腕を引かれるような形で保健室へと向かって行ったのだった。


< 42 / 239 >

この作品をシェア

pagetop