推しは策士の御曹司【クールな外科医と間違い結婚~私、身代わりなんですが!】スピンオフ
「そろそろ同期会するから。そのうちグループLINEで回す」
そう言って私の頭をポンポンと叩いて琉希は行ってしまい、芽愛ちゃんがにやけて私を見つめていた。
「咲月を誘わなかったってことは、遅番で仕事かな?」琉希の部署はルームサービスだ。
「かもね……って、私は関係ないでしょう」
「そうかなぁ?口は悪いけど顔もまぁまぁで性格もいいんじゃない?内気な咲月に似合ってると思うよー。ヤツも咲月を狙ってるのバレバレよ」
「芽愛ちゃん狙いじゃない?」私と芽愛ちゃんを選ぶなら100%芽愛ちゃんだろう。私がそう言うと芽愛ちゃんはパーティドレスでのけぞって高笑いをした。通り過ぎる人たちが目を合わせないよう避けている。お騒がせしてすいません。危険人物ではありません。
「私のレベルはタワマンより高いのよ。って、これから合コンなの咲月も来る?」
「行かない」
「即答すぎる」角があるゴージャスなバッグで叩かれた。とんでも痛い。もはや凶器。
「咲月は自己評価低すぎる」綺麗な顔ではっきりそう言い小走りで「ブルガリ落とすなよ」と、言って去って行った。
私は人気のなくなった会場を見渡して、いまさら専務の姿を探すけどもちろんどこにも居なかった。
全て幻だったとか、そんな気持ちになったけど、小さいブランドの箱がズシリと重く、私に現実を知らせてくれていた。
そう言って私の頭をポンポンと叩いて琉希は行ってしまい、芽愛ちゃんがにやけて私を見つめていた。
「咲月を誘わなかったってことは、遅番で仕事かな?」琉希の部署はルームサービスだ。
「かもね……って、私は関係ないでしょう」
「そうかなぁ?口は悪いけど顔もまぁまぁで性格もいいんじゃない?内気な咲月に似合ってると思うよー。ヤツも咲月を狙ってるのバレバレよ」
「芽愛ちゃん狙いじゃない?」私と芽愛ちゃんを選ぶなら100%芽愛ちゃんだろう。私がそう言うと芽愛ちゃんはパーティドレスでのけぞって高笑いをした。通り過ぎる人たちが目を合わせないよう避けている。お騒がせしてすいません。危険人物ではありません。
「私のレベルはタワマンより高いのよ。って、これから合コンなの咲月も来る?」
「行かない」
「即答すぎる」角があるゴージャスなバッグで叩かれた。とんでも痛い。もはや凶器。
「咲月は自己評価低すぎる」綺麗な顔ではっきりそう言い小走りで「ブルガリ落とすなよ」と、言って去って行った。
私は人気のなくなった会場を見渡して、いまさら専務の姿を探すけどもちろんどこにも居なかった。
全て幻だったとか、そんな気持ちになったけど、小さいブランドの箱がズシリと重く、私に現実を知らせてくれていた。