クールな君と甘々な君
「いや、大丈夫!少し眠たくなっただけだから」


「でも、心配だから手伝いぐらいさせて」


そう言ってくる颯也君に、断るのも何だか気が引けて、手伝ってもらうことにした。



「手伝ってくれてありがと!」


「んーん、大丈夫、毎日あんな大変なことしてくれてありがとな」



「いえいえ!私はそれぐらいしかできないから」


「美羽には、色々やってもらってるから、俺もあんぐらいならできるかもな」


「い、いいよ!颯也君はゆっくりしてて!」


「そうは、いってもなぁ…」


「いいから、いいから!」


こんな他愛もない話をしてくれてる颯也君に私の心は救われたのだった。
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