俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
第十五章 彼と結ばれた
「このモデルさん二十三歳なんだ、若い、蓮さんとモデルさん同世代なんだ、だから話弾むよね、それに私、蓮さんのこと拒否しちゃったし、この子に迫られたら、断る男性はいないよね」

彼に俺だけ信じろって言われたが、この時私は週刊誌の罠にどっぷりはまってしまった。






彼は仕事が忙しく帰りが遅い日が多くなった。

寂しい、昼間の電話もくれなくなった。

一人でいると変なこと考えてしまう、彼は仕事で忙しい、わかっているけど……

今日も遅い、もしかしてモデルの子とデート?そんなわけない、そんなわけないと何度も自分に言い聞かせるが、二人の仲良さそうな姿が頭から離れない。

なんか涙が溢れて消えてしまいたいと、何度も何度も繰り返し思ってしまう。

その時インターホンが鳴った。
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