俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
「駄目だ、このままじゃ帰れない、俺のマンションに行って話しよう」

彼はずっとドアの向こうで叫んでいる、これでは隣人に何を言われるかわからない、彼は黙って帰ってはくれないだろう。苦肉の策でドアの鍵を開けて、彼を部屋に招き入れた。

ドアを開けると、彼が目の前に立っていた。

「中に入ってください、ご近所迷惑ですから」

彼はすぐに私の部屋に入り、抱き寄せた。

「誰にも渡したくない、俺を好きになってくれ」

急な社長の言動に戸惑いを隠せなかった。

「社長、明日出社いたしますので、今日は帰っていただきたいのですが・・・」

「絶対だぞ、来なかったらまた迎えにくる」

「わかりました、後もう一つお願いがあります、私を経理部に戻してください」

「それは出来ない、俺のこと嫌いか」

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