俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
第四章 二人の世界
「おはようございます、朝食出来ました」

彼はベッドの中から手招きをする、何が始まるの恐る恐る近づくと、手を引き寄せられて、私の身体は彼のベッドに引きずり込まれた。
抱きしめられて、抵抗出来ず、私の唇は彼の唇で塞がれた。蕩けるようなキスにこのまま時間が止まってと願った。

「美希、おはよう、いいな、毎朝美希がいる」

そして彼は私を抱きしめた。

「社長、もう起きて支度しないと迎えが来ます」

「いいよ、待たせておけば」

「東條さんに私が怒られます」

「美希が怒られるんじゃ駄目だ、起きるか」

彼は支度を始めて、私の作った朝食を初めて口にした。

「すっげ?うまい、美希は俺の性欲だけじゃなく食欲も満たすんだな」

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