俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
第六章 元彼との再会
彼に連絡を取り、二人の関係をはっきりさせたかった。

彼と二人で、ゆっくりと歩いた。

「私達このまま付き合っていて大丈夫なの?」

彼は黙っていた。

「劉?」

「ごめん、美希とは身体の相性悪いから満足出来ないから、もう終わりにしよう」

彼はこの言葉を残して私の元から去っていったのである。







「今日これから出かけるぞ、早く支度しろ」

「どちらにいかれるのですか?」

「俺と美希の結婚指輪を買いに行く」

そう言って彼は私の左手の薬指に触れた。

「指輪はめたら一生俺のものだぞ」

彼は私の左手の薬指にキスをした。

私は、この幸せがずっと続くと信じて疑わなかった。

ある日、買い物に出かけた先で元彼に会った。

十年ぶりの再会である。

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