もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
胸まで伸びるストレート髪でなるべく頬を隠し、うつむいている私。
この部屋には500人近い生徒が集まっている。
ミルキー様にバレるはずがない。
わかってはいることなのに、見つかることが怖くてたまらない。
だって私は人生で初めて、ご主人様の命令に背いているのだから。
ミルキー様が、ステージに登壇した。
中央にあるマイク台の後ろに立ち、優雅に微笑んでいる。
「生徒のみなさん、お集まりいただきまして本当にありがとうございます。ただいまから、臨時の生徒集会を始めます」
全校生徒を見回すように、ゆっくりと話すミルキー様。
視線が絡まないよう、私は両手で顔を隠す。