もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない



「副会長はどうしたいの?」



いっさい笑わない、ゆら君からの質問。

私は言葉を詰まらせる。



「去年以上に盛り上がる文化祭を、一緒に作ろうよ」



おっとり微笑むミルキー様にも、私は笑顔を返せない。



私が返事に困り果ていた、ちょうどその時


「ちょっとみんな。私がいない間に、なに集まっちゃってんの!」



慌て顔の美記ちゃんが、教室に入ってきました。

異様な空気を察知したように、私に駆け寄ってくれています。



「海花、どうした? 」



心配顔の美記ちゃん。



「泣きそうな顔。何かあった?」



私の両肩に、手を乗せてくれて。


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