もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
「先ほどの生徒集会中も……泣きたくてたまらなかったです……」
「そうだったの?」
「今まで美記ちゃんたちの輪の中に、私の居場所があったのに。なんで今は、私だけステージの下に立っているんだろうって……苦しくて……耐えられなくて……」
「そっか。海花は私たちと一緒に、生徒会を続けたかったんだね」
「嫉妬みたいな感情を持ってしまうことが嫌で……傷ついているとバレたくなくて……顔に無理やり笑顔を張り付けてしまうんですが……強がってる自分が惨めに思えてしまうんです……」
「私も強がっちゃうタイプだから、海花の気持ちわかるよ」
「美記ちゃん、ありがとうございます」
「ねぇ海花」
「はい」
「ミルキーへの思いは、もういいの?」
美記ちゃんが、優しい声でたずねてくれた。
「よくないです……
大好きでたまりませんから……」
私は涙を飛ばしながら、首を大きく横に振る。