もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
「ミミ…ミルキー様、私に何かっ、御用ですか?」
ドキドキしすぎて、声がところどころ跳ね上がってしまう。
「これだけでも……海花に渡しておきたいなって思って……」
ミルキー様が差し出してくれているのは……
紙袋?
キョトン顔で、ミルキー様を見つめてみた。
ミルキー様は私向かって、気まずそうに笑顔を作っている。
その笑顔が痛々しい。
綺麗な瞳も、闇色に陰っていますし。
あっ、そういうことですか。
さっき私が美記ちゃんにこぼした本音を聞いて、私のことを幻滅してしまったんですね。
紙袋の中身は、過去に私がミルキー様にあげたプレゼントですか?
完全に縁を切るために、私に返そうと。