君にかける魔法
「今が踏ん張り時だよー」
ナツキがドンマイというような感じでクルミの肩をポンポンっとする。
「私も中吉。」
「ナツキも一緒じゃない」
ナツキもクルミと同じ中吉だったけど、『いつか思いは伝わる』と書いてあった。
「モモは?」
「……」
私は自分の引いたおみくじを隅から隅まで読んでいく。
あぁ……
「凶、です」
読めば読むほど悪いことしか書いていないおみくじ。
「今は悪くても、きっと後々いいことがあるわよ」
「うん、ふぁいとー」
「あ、ありがと…」
『自分に素直に』
私は素直じゃないのかな…
その後もおみくじを何回も読み返してみたけれど、私じゃない、別の誰かのことみたいに思ってしまった。
1日目の見学は終わり、ホテルに着いた。
部屋はもちろん、いつもの3人組。
なんとなく部屋に入った順に奥からベッドに座ったので、窓側からクルミ、ナツキ、私の順になった。
真ん中よりは角とか隅とかの方が落ち着くから、なんとなくほっとする。
夜ご飯までは時間が少しあったので、部屋でゆっくりすることに。
「よぉーし…」
ナツキが急に声を出す。
部屋の中心に視線を向けると、ベッドの上に大量のお菓子を広げていた。
「さっき買ったのと、持ってきてたやつ!」
あんなに食べ歩きしたのに、まだ食べるのか…とさすが、現役運動部の胃袋は違うなと実感した。
ナツキがドンマイというような感じでクルミの肩をポンポンっとする。
「私も中吉。」
「ナツキも一緒じゃない」
ナツキもクルミと同じ中吉だったけど、『いつか思いは伝わる』と書いてあった。
「モモは?」
「……」
私は自分の引いたおみくじを隅から隅まで読んでいく。
あぁ……
「凶、です」
読めば読むほど悪いことしか書いていないおみくじ。
「今は悪くても、きっと後々いいことがあるわよ」
「うん、ふぁいとー」
「あ、ありがと…」
『自分に素直に』
私は素直じゃないのかな…
その後もおみくじを何回も読み返してみたけれど、私じゃない、別の誰かのことみたいに思ってしまった。
1日目の見学は終わり、ホテルに着いた。
部屋はもちろん、いつもの3人組。
なんとなく部屋に入った順に奥からベッドに座ったので、窓側からクルミ、ナツキ、私の順になった。
真ん中よりは角とか隅とかの方が落ち着くから、なんとなくほっとする。
夜ご飯までは時間が少しあったので、部屋でゆっくりすることに。
「よぉーし…」
ナツキが急に声を出す。
部屋の中心に視線を向けると、ベッドの上に大量のお菓子を広げていた。
「さっき買ったのと、持ってきてたやつ!」
あんなに食べ歩きしたのに、まだ食べるのか…とさすが、現役運動部の胃袋は違うなと実感した。