Cherry Blossoms〜思惑の交差点〜
他の部屋から楽しそうに歌ったり、盛り上がったりする声が聞こえてくる中、桜士たちが入った部屋は静まり返っていた。誰も話すことなく椅子にただ座り、一花が来るのを待つ。部屋に置かれた巨大な画面には、最近話題のアーティストの新曲の紹介が映し出されている。
「ダメだ。既読すらつかない」
アルフレッドがそう言いながら手に持っていたスマホをテーブルの上に置く。それを聞いたヨハンが立ち上がった。
「何かあったに違いねぇ!一花を探しに行く!」
「それなら私も行く!一花が心配だ!」
モニカも立ち上がり、「じゃあ私も探しに行く!」とアルオチとナタリアも立ち上がる。桜士も「僕も行きます!」と立ち上がったその時である。
「失礼します」
ドアがノックされ、カウンターにいた店員が入って来る。その手には黒いリボンのついた箱があった。
「四月一日一花様からです」
「えっ、一花は?」
クラウディオが戸惑ったように訊ねると、「この箱を置いたらすぐに帰られてしまいました」と店員は言い、部屋を出て行く。桜士たちは呆然とテーブルに置かれた箱を見つめていた。
「ダメだ。既読すらつかない」
アルフレッドがそう言いながら手に持っていたスマホをテーブルの上に置く。それを聞いたヨハンが立ち上がった。
「何かあったに違いねぇ!一花を探しに行く!」
「それなら私も行く!一花が心配だ!」
モニカも立ち上がり、「じゃあ私も探しに行く!」とアルオチとナタリアも立ち上がる。桜士も「僕も行きます!」と立ち上がったその時である。
「失礼します」
ドアがノックされ、カウンターにいた店員が入って来る。その手には黒いリボンのついた箱があった。
「四月一日一花様からです」
「えっ、一花は?」
クラウディオが戸惑ったように訊ねると、「この箱を置いたらすぐに帰られてしまいました」と店員は言い、部屋を出て行く。桜士たちは呆然とテーブルに置かれた箱を見つめていた。