浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
「愛加、お姉さんにありがとう言った?」
「まだ! キャンディーくれてありがと!」
飛び回っていた愛加の動きが止まり深々とお礼を言うと、愛加は望さんに抱っこをせがんでいる。
「よしよし、ありがとう言えてえらいぞ、愛加」と言いながら愛加を抱っこすると、私の腕に抱かれている愛斗の顔を覗き込む。
本日の主役である愛斗は、私の腕にくるまれたまますやすやと眠っている。
「愛斗、よく眠ってるな」
「はい。 撮影中泣きだしたらどうしようかと思いましたけど、大丈夫でした」
「いい子だ」
右腕で愛加を抱きかかえながら、左手で愛斗の頭を撫でる望さん。
2人への愛情が、私にも伝わってくる。
満開の桜の木の下で、今ここにある幸せを噛みしめた。
数年前、淳史に浮気をされていたことがわかった日は、人生で1番の絶望を味わった。
だけど、過去を忘れてしまうくらいの愛情で私の人生を一瞬で幸せに変えてくれた望さん。
これからもずっと、私は望さんだけを愛していく。
何年、何十年経っても、それは変わることはない。
「水姫、2人を産んでくれて本当にありがとう。 俺は、この幸せをずっと守っていくよ。 愛してる」
「私も、愛しています」
*END*
「まだ! キャンディーくれてありがと!」
飛び回っていた愛加の動きが止まり深々とお礼を言うと、愛加は望さんに抱っこをせがんでいる。
「よしよし、ありがとう言えてえらいぞ、愛加」と言いながら愛加を抱っこすると、私の腕に抱かれている愛斗の顔を覗き込む。
本日の主役である愛斗は、私の腕にくるまれたまますやすやと眠っている。
「愛斗、よく眠ってるな」
「はい。 撮影中泣きだしたらどうしようかと思いましたけど、大丈夫でした」
「いい子だ」
右腕で愛加を抱きかかえながら、左手で愛斗の頭を撫でる望さん。
2人への愛情が、私にも伝わってくる。
満開の桜の木の下で、今ここにある幸せを噛みしめた。
数年前、淳史に浮気をされていたことがわかった日は、人生で1番の絶望を味わった。
だけど、過去を忘れてしまうくらいの愛情で私の人生を一瞬で幸せに変えてくれた望さん。
これからもずっと、私は望さんだけを愛していく。
何年、何十年経っても、それは変わることはない。
「水姫、2人を産んでくれて本当にありがとう。 俺は、この幸せをずっと守っていくよ。 愛してる」
「私も、愛しています」
*END*