小さなお嬢様~その後の永田家編~
「あ!!」



唯一炎が少ないところがあった。



でも、ここから走っても・・・窓。
飛び降りて助かるか・・・。



でも・・私が・・・必ず!!




「麻ちゃん・・・・」



「え?何、お兄ちゃん」



「私にしがみ付いてください!!!」



私は、麻ちゃんにそう言って思いっきり走った。



これで・・・助かれば・・・。



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