小さなお嬢様~その後の永田家編~
「ところで・・・・セツくん、優?」


「何ですか?」
「何よ」


「クス。そろそろ、二人も結婚・・・しない?」



「「!?」」

結婚・・・・!?


「はぁ!?aino!何言ってんの!?」



お嬢様は、大きな声で言った。


「だって・・・優・・・言ってたじゃん!」
「? 私が・・・何を言った」


「ほら・・・昔、『私・・・結婚するなら・・相手探すの面倒だから・・・家に居る使用人とでも結婚するよ』 って」


お嬢様ー!?
そんな事を仰っていたのですか!?

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