小さなお嬢様～その後の永田家編～

怖くて・・・捕まえられなかった・・・・。


お嬢様が好きだから・・・・。
嫌われたくないから・・・・。


捕まえたくなかった・・・。


クス。
ちょっと・・・考えが甘かったですね・・・。




私は、すぐに携帯を手にとって華様に電話をかけた。




『は～い！十伊那？』


「お嬢様に、何を吹き込んだんですか？」



『教えて欲しい？』




「ええ」



『じゃぁ・・・今から会ってくれたら、教えてあげる』