Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

でも彼は当初からこれでもかとスキンシップをとりたがり

あの告白以降はその糖度が増していた。


それが急に無くなったらおかしいと思うのは当然、


……でしょ?



それに 『テスト期間は勉強に集中して欲しいから、暫くは夕飯別にしよう』 なんて⎯⎯⎯


これまでだったら絶対に言わない気がする…


むしろ、勉強を理由に頻度を増やしてきそう。


……じゃなくて!


その通り、この2週間ちょっと理斗の家に行く事もなかったのだ。




⎯⎯⎯思えば、

蓮くんから告白を受けたあとぐらいから…な気もする。


私が何かしてしまったのかさり気なく聞いても


 『大丈夫。気にしないで』


と言うばかりで何も話してくれない。

< 239 / 326 >

この作品をシェア

pagetop