【電子書籍化予定】麗しの香道家は、傷心令嬢を甘く溺愛して離さない。



「あの、宗一郎さん……まだやりたいんだけど、なんでお片付けしちゃうの?」

「英那ちゃん、ずっと習字やってたでしょ。俺、暇だった。せっかく早く帰ってきたのに」

「あ、え……ごめん」

「英那ちゃんが頑張ってくれているのも嬉しいよ。でも、俺は英那ちゃんとイチャイチャしたい」


 宗一郎さんは隣に座ると頭を撫で撫でして頬に手を触れると唇を重ねる。


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