好きになってはいけない人を、好きになりました
けど、そんなこと一言も言ってなかった。
でも、最初家に来た時瑠生の名前教えてないのに瑠生のこと知ってた。
るーくんが瑠生って知ってたから?
じゃあ、瑠生の探してる「りん」って子は私…?
瑠生は、私って事知ってるのかな?
知ってるなら、ショック受けてるはずだ。
自分が探してる子が、白蓮総長の妹だなんて。
帰ったらママに聞いてみよう。
私はしばらく河川敷にいた。
「ただいま」
リビングに行くと、ママが座っていた。
「おかえり、凛。急にいなくなるからびっくりしたわ」
「ごめんね。ねぇ、ママ。聞きたいことあるんだけど」
「なに?」
私はママの横に座った。
「るーくんって、瑠生なの…?」
私は顔を恐る恐るあげた。
「やっと気付いたの?」
ママはニコニコしていた。
「な、なんでそんなニコニコしてるの?」
「え?だって、やっと初恋の人ってわかったんだよ。嬉しくない?」
いや、私が嬉しくなるのはわかるけど、ママが嬉しくなる意味がわからない。
それに今は…
「嬉しくないよ…。もう関わることもないんだしさ…。何で教えてくれなかったの?高校入るの賛成したの、瑠生がいるから?」
「違うわよ。合格するまで高校は知らなかったの。瑠生くんは凛との小さい頃覚えてて、よく聞いてくるって言ってたわよ。同じ高校通うって知って、本人たちが気付くまでは内緒にしようねって4人で話したの」
でも、最初家に来た時瑠生の名前教えてないのに瑠生のこと知ってた。
るーくんが瑠生って知ってたから?
じゃあ、瑠生の探してる「りん」って子は私…?
瑠生は、私って事知ってるのかな?
知ってるなら、ショック受けてるはずだ。
自分が探してる子が、白蓮総長の妹だなんて。
帰ったらママに聞いてみよう。
私はしばらく河川敷にいた。
「ただいま」
リビングに行くと、ママが座っていた。
「おかえり、凛。急にいなくなるからびっくりしたわ」
「ごめんね。ねぇ、ママ。聞きたいことあるんだけど」
「なに?」
私はママの横に座った。
「るーくんって、瑠生なの…?」
私は顔を恐る恐るあげた。
「やっと気付いたの?」
ママはニコニコしていた。
「な、なんでそんなニコニコしてるの?」
「え?だって、やっと初恋の人ってわかったんだよ。嬉しくない?」
いや、私が嬉しくなるのはわかるけど、ママが嬉しくなる意味がわからない。
それに今は…
「嬉しくないよ…。もう関わることもないんだしさ…。何で教えてくれなかったの?高校入るの賛成したの、瑠生がいるから?」
「違うわよ。合格するまで高校は知らなかったの。瑠生くんは凛との小さい頃覚えてて、よく聞いてくるって言ってたわよ。同じ高校通うって知って、本人たちが気付くまでは内緒にしようねって4人で話したの」