うた×バト〜思いは歌声にのせて〜
“うたアニ”、ラブ。
メタモルフォーゼ、《金兎》!
「金兎?」
私はちょこんと首を傾げる。
漢字で意味は何となく分かるけど、どんな伝説からチョイスされたのかが分からない。
すると、タイミング良くキョウが解説してくれた。
『金兎ってのは月にすむ兎のことだな! ある意味、月の化身と言ってもいい!』
「ああ、月のうさぎなんだ」
それなら納得。
今のラブちゃんはまさに月にいそうなうさぎって感じだから。
『っあ、防御を』
戸惑い焦った様子の長澤さんの声が聞こえた。
そのまま防御の創作歌を歌った彼女だったけれど、慌てたからか少し感情の乗せ方が甘いように感じた。
「ラブちゃん」
長澤さんの準備が整ったとみて私はラブちゃんに声を掛ける。
すると空中に浮かんだままの金兎が指示を出すように片手を上げた。
満月の周りにある無数の星々が弓矢の形に変わる。
『え? まさか、これって……』
攻撃の予測をしたのか引きつった声を出す長澤さん。
きっと、その予測は間違っていない。
メタモルフォーゼ、《金兎》!
「金兎?」
私はちょこんと首を傾げる。
漢字で意味は何となく分かるけど、どんな伝説からチョイスされたのかが分からない。
すると、タイミング良くキョウが解説してくれた。
『金兎ってのは月にすむ兎のことだな! ある意味、月の化身と言ってもいい!』
「ああ、月のうさぎなんだ」
それなら納得。
今のラブちゃんはまさに月にいそうなうさぎって感じだから。
『っあ、防御を』
戸惑い焦った様子の長澤さんの声が聞こえた。
そのまま防御の創作歌を歌った彼女だったけれど、慌てたからか少し感情の乗せ方が甘いように感じた。
「ラブちゃん」
長澤さんの準備が整ったとみて私はラブちゃんに声を掛ける。
すると空中に浮かんだままの金兎が指示を出すように片手を上げた。
満月の周りにある無数の星々が弓矢の形に変わる。
『え? まさか、これって……』
攻撃の予測をしたのか引きつった声を出す長澤さん。
きっと、その予測は間違っていない。