うた×バト〜思いは歌声にのせて〜
「ん? ああ、大丈夫だから」
そうして対応していると、他にもクラスメートが集まって来て私と話せる状態じゃなくなる。
何を言おうとしてたのかな?
昨日の夜?
もしかして昨日の夜のメッセージで何か言い忘れたことでもあったのかな?
みんなに囲まれている雄翔くんを見ながら私は昨夜のことを思い出す。
***
昨日の夜、私は歌い終わるとすぐに自分の部屋に戻った。
帽子を忘れてきたせいで人目を避けながらだったから、部屋に戻れたのは消灯時間ギリギリだったけど。
スマホの時計を見てホッとしていたら、丁度雄翔くんからメッセージが届いたんだ。
【こんばんは。遅くにごめんな? もう寝るところだったか?】
まさか二日続けてメッセージを送ってくれるとは思わなくて、何度も瞬きしてスマホ画面を見る。
なんて返せばいいかなってちょっとテンパっちゃった。
テンパって、【雄翔くんからのメッセージが来たら寝てても飛び起きるよ!】と送りそうになったけれど送信ボタンをタップする前に思い止まる。
流石にちょっと重いかな、と思って……。
結果、やっぱり無難な文章になっちゃった。
【こんばんは。まだ大丈夫だよ。どうしたの?】
既読はすぐについたけれど、返事がなかなか来なくて不安になる。
そうして対応していると、他にもクラスメートが集まって来て私と話せる状態じゃなくなる。
何を言おうとしてたのかな?
昨日の夜?
もしかして昨日の夜のメッセージで何か言い忘れたことでもあったのかな?
みんなに囲まれている雄翔くんを見ながら私は昨夜のことを思い出す。
***
昨日の夜、私は歌い終わるとすぐに自分の部屋に戻った。
帽子を忘れてきたせいで人目を避けながらだったから、部屋に戻れたのは消灯時間ギリギリだったけど。
スマホの時計を見てホッとしていたら、丁度雄翔くんからメッセージが届いたんだ。
【こんばんは。遅くにごめんな? もう寝るところだったか?】
まさか二日続けてメッセージを送ってくれるとは思わなくて、何度も瞬きしてスマホ画面を見る。
なんて返せばいいかなってちょっとテンパっちゃった。
テンパって、【雄翔くんからのメッセージが来たら寝てても飛び起きるよ!】と送りそうになったけれど送信ボタンをタップする前に思い止まる。
流石にちょっと重いかな、と思って……。
結果、やっぱり無難な文章になっちゃった。
【こんばんは。まだ大丈夫だよ。どうしたの?】
既読はすぐについたけれど、返事がなかなか来なくて不安になる。