イケメンクラスメートと溺愛同居が始まりましたっ!?


「キミ、王子颯斗くんだよね。有名だから僕も知ってるけど」


「それがなにか? 咲とは子供の頃からの付き合いなんで。とやかく言われたくないんですけど」


「べつにとやかく言ってないけど」


「とりあえず、今日のところは帰っていただけますか? 俺、咲に貸してたものを返してもらわなくちゃいけないんで」


「ここで待ってるよ。返すだけなら時間もかからないだろうし。咲ちゃんを家まで送っていくよ」


「大丈夫です。俺が送っていくんで。それに咲、ウチで飯を食っていくことになってるんで。母親も楽しみにしていますし」


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